高血糖はなぜおこる?
糖尿病を出来るだけ手短に説明すると、血液中のブドウ糖濃度が適正な範囲を超えて上昇し、 その結果さまざまな悪影響を生体に及ぼす一
連の症候群と言えます。 病的な高血糖状態が生じるのは、インスリン作用不足のためです。 インスリン不足ではなく、インスリン作用不足
と回りくどい言い方をする理由は、 以下を読めばおわかり頂けると思います。
糖尿病研究の黎明期に、犬の膵臓をとってしまうと糖尿病になる事が発見され、 これがその後の発展の糸口になりました。 この様に膵臓
を完全に取り出してしまうと、体内にはインスリンが全くない状態になります。 その犬はそのままでは多尿など糖尿病の典型的な症状を呈
して死んでしまいますが、 膵臓からの抽出物(インスリン)を注射することで救命が出来るようになりました。
もちろん、糖尿病の患者さんが全員膵臓を切り取られてしまったわけではありません。 膵臓の機能、もっと正確に言えばその中にあるβ細
胞の機能が弱ってくる事で、 インスリン不足の状態が生じたものです
糖尿病の原因や経過によってランゲルハンス島の機能障害の程度が変
わってくるため、 それに応じてインスリン不足の程度も様々に異なります。
さらに、ランゲルハンス島の機能にはっきりした障害がなく、 体内にインスリンがそこそこあっても、それを上回る極端な過食や運動不な
どによって インスリンが働きにくい状態(インスリン抵抗性)に陥ると高血糖状態が生じ、 糖尿病になる可能性もあります。 また、場合
によっては血糖を上昇させる機構の過剰な働きによって、 高血糖状態が生じるのです。
その為には、暴飲飽食、夜更かし、深酒、を止めることです。
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